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ストーンズの神髄に迫る 映画「シャイン・ア・ライト」5日公開
ストーンズの神髄に迫る 映画「シャイン・ア・ライト」5日公開
2008年11月20日
ミック、ロニー、キース、チャーリー(左から)=「シャイン・ア・ライト」から
ローリング・ストーンズのライブを、マーティン・スコセッシが撮ったドキュメンタリー映画「シャイン・ア・ライト」が12月5日から全国公開される。ライブの模様に、メンバーの過去のインタビュー映像も織り込んで、ストーンズの神髄に迫っている。(斉藤勝寿)
◇
作品は2年前の秋、ニューヨークで行われたライブを撮影したものだ。作品中に歌われるのは18曲。ギタリストのキース・リチャーズがギターを持たず、ソロで歌う「You Got The Silver」もある。
ストーンズを撮った映画はこれまでもいくつかあったがスコセッシは特別だったという。スコセッシ自身がストーンズの大ファンで自分の映画音楽に多用してきた。キースは語る。「コンサートを撮影したいと言われても、またかといった感じだったが、マーティンが行うというのでオーケーとなった。彼はすばらしいクルーを連れてきた。15台ほどのカメラが取り囲んでいたけど、おれは1台も目に入らなかったよ。映画を撮られているとは気づかない、ただのローリング・ストーンズのショーだった」
ボーカルのミック・ジャガーは引き締まった体で会場を所狭しと歌い、踊り、動き続ける。還暦を過ぎているとは思えないほどの激しいパフォーマンスだ。「正直に言うと、あれだけ動くと疲れて、次の日は走り回りたくない。でも、たいてい次の日は移動日だから」
パワーを持続できるのは観客の存在という。「観客が新鮮にさせてくれる。飽きてきて『またコンサートか』なんてシニカルになってしまうこともあるけど、実際に観客の前に出てしまえば、そういうのがすべてどこかに行ってしまう。自分たちに対して観客が興奮している姿を見ると、それに応えてあげたくなる。それが、パフォーマーとしての感覚だ」
バンドの演奏はどんどん良くなっているという。ギターのロニー・ウッドが語る。「毎回、コンサートは前よりもいいものになっているよ。そう思わなきゃやっていけないよ。僕らはいつもステージを降りる時、批判的になるんだ。『なんだったんだ、あの演奏は』とかね」
ドラムズのチャーリー・ワッツは無口で有名だ。作品中のバンド紹介でもミックに「しゃべった!」とからかわれる。今回のインタビューでも「スクリーンの自分は好きじゃない?」と問われると「自分自身を見るのが嫌なんだ。好きになったことは一度もない」と言葉少なに。するとキースが「要するに、チャーリーは自分よりも他人に関心があるということだ。奇跡だね」とすかさず茶々を入れた。
2008年11月20日
ミック、ロニー、キース、チャーリー(左から)=「シャイン・ア・ライト」から
ローリング・ストーンズのライブを、マーティン・スコセッシが撮ったドキュメンタリー映画「シャイン・ア・ライト」が12月5日から全国公開される。ライブの模様に、メンバーの過去のインタビュー映像も織り込んで、ストーンズの神髄に迫っている。(斉藤勝寿)
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作品は2年前の秋、ニューヨークで行われたライブを撮影したものだ。作品中に歌われるのは18曲。ギタリストのキース・リチャーズがギターを持たず、ソロで歌う「You Got The Silver」もある。
ストーンズを撮った映画はこれまでもいくつかあったがスコセッシは特別だったという。スコセッシ自身がストーンズの大ファンで自分の映画音楽に多用してきた。キースは語る。「コンサートを撮影したいと言われても、またかといった感じだったが、マーティンが行うというのでオーケーとなった。彼はすばらしいクルーを連れてきた。15台ほどのカメラが取り囲んでいたけど、おれは1台も目に入らなかったよ。映画を撮られているとは気づかない、ただのローリング・ストーンズのショーだった」
ボーカルのミック・ジャガーは引き締まった体で会場を所狭しと歌い、踊り、動き続ける。還暦を過ぎているとは思えないほどの激しいパフォーマンスだ。「正直に言うと、あれだけ動くと疲れて、次の日は走り回りたくない。でも、たいてい次の日は移動日だから」
パワーを持続できるのは観客の存在という。「観客が新鮮にさせてくれる。飽きてきて『またコンサートか』なんてシニカルになってしまうこともあるけど、実際に観客の前に出てしまえば、そういうのがすべてどこかに行ってしまう。自分たちに対して観客が興奮している姿を見ると、それに応えてあげたくなる。それが、パフォーマーとしての感覚だ」
バンドの演奏はどんどん良くなっているという。ギターのロニー・ウッドが語る。「毎回、コンサートは前よりもいいものになっているよ。そう思わなきゃやっていけないよ。僕らはいつもステージを降りる時、批判的になるんだ。『なんだったんだ、あの演奏は』とかね」
ドラムズのチャーリー・ワッツは無口で有名だ。作品中のバンド紹介でもミックに「しゃべった!」とからかわれる。今回のインタビューでも「スクリーンの自分は好きじゃない?」と問われると「自分自身を見るのが嫌なんだ。好きになったことは一度もない」と言葉少なに。するとキースが「要するに、チャーリーは自分よりも他人に関心があるということだ。奇跡だね」とすかさず茶々を入れた。
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